1月22日
最終日。よく晴れているのか、放射冷却の影響で凍えるように寒い。朝食を7時半に食べ、8時過ぎにホテルを出発する。
朝はまずはLesser Flamingo(コフラミンゴ)のいるという湿地へ向かう。保護区の中で、遠くからバイクに乗ったオッサンが走ってくる。レンジャーが入場料を取りに来たらしい。どこで見てるんやろな?入場料は250ルピー。まぁ、気になる金額じゃない。カメラを持っていたのに、リュックの中に入れていたら、カメラの代金は取られずに済んだ。こんなんやったら、ビデオ持ってきたら、良かったかな。
コフラミンゴのいるはずの湿地では、オッサンが漁をしていたため、なにもおらず。保護区の中をしばらく走り、別の湿地に来たところで、ようやくコフラミンゴの群れ(写真右)に出会うことが出来た。オオフラミンゴと比べると、より濃いピンクをしている。
池の中洲には、Spot-billed Pelican(ニシハイイロペリカン)が数羽たたずんでいる。これも初めて見る鳥。その他、ヨーロッパチュウヒのメスタイプがいる程度。ペリカンもフラミンゴも遠いし、なんか物足りないなぁ・・・。
藪から顔を出しているのはRufous-tailed ShrikeにDesert Wheatear。Chinkara (IndianGazelle)と呼ばれるレイヨウの仲間をガイドが見つけ、少しずつ近寄る。向こうが先に見つけ、逃げ始めたので、ガイドが車を飛ばすと、見事なジャンプを見せてくれた。さすがはガゼルの仲間だ。
空には、Imperial Eagle(カタシロワシ)が舞っている。近くを飛ぶGreater Spotted Eagle(カラフトワシ)よりも一回り以上大きい。臆病なChestnut-bellied Sandgrouseたちが、ワシの接近におびえて飛び立った。

時間は刻一刻と過ぎていく。昼前になり、あまり鳥の出も芳しくなくなった頃、一羽のノビタキのような小鳥に出会う。眉斑がはっきりとしていて、ちょっと嘴が長く見える。ノビタキと比べると、明らかに羽色が薄い。しばらくして遠くに飛び去ってしまった。図鑑を開いてみると、どうやらStoliczka's Bushchat(ハシナガノビタキ)という鳥らしい。
天気が良いので、電線に止まっているモズの仲間がよく識別できる。Bay-backed Shrike(クロビタイセアカモズ)が多いが、中にはRufous-tailed Shrike(アカオモズ)やSouthern Grey Shrike(ミナミオオモズ)も止まっている。時々、白黒の小鳥が見られるが、Pied Bushchat(クロノビタキ)にVariable Wheatear(カワリサバクヒタキ)のようだ。
サケイは?チュウヒは?ハゲワシは?結局、サケイ1種、チュウヒはヒメハイイロチュウヒを見逃し、ハゲワシは1種も見ないまま、インドを後にすることになった。
軽い夕食を食べ、アーメダバッドへ向かう。途中、道路を横切るニルガイに驚かされ、無灯火で逆走してくるリクショーに目を覚まされながら、2時間ほどかかってアーメダバッドの街に入った。アーメダバッドは相変わらずの賑わい。人も車も好きなように、好きなところを進んでいる。空港に着いて、車の精算を済ませ、荷物のチェックインを済ませる。
航空会社のカウンターでの名前の確認、ボーディングパスの発券に続き、出国審査、セキュリティチェックと、面倒くさい手続きがゆーっくりと進む。空港内の免税には、タバコと酒以外、これといったものは全く売っていない。ここ、ほんまに国際線の出発ロビーか?
マレーシア航空の機内に乗り込み、ようやく少し落ち着く。やれやれ、ここから先は東南アジアだ。機内はがらがら。中央の列の4人席を占領し、横になって眠ることが出来た。
KLを経由し、23日午前11時、一週間ぶりにコタキナバルにある我が家へ戻った。
- 完