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カオジロサギはオーストラリアの水辺でおなじみの鳥
© 2000 Koji TAGI


 熱帯圏から温帯域にまたがり、インド洋、太平洋、アラフラ海などに囲まれたオーストラリアには様々な固有の水鳥が生息しています。

赤いトサカが鮮やかなのは、トサカレンカク(Comb-crested Jacana: 写真右)。蓮の葉の上を長い爪で器用に歩きます。ブリスベンやケアンズの街中の池や沼にもいますので、ご覧になった方もいらっしゃるのでは。英名は櫛のような赤い頭部から来ているようです。

あまり派手な色彩ではありませんが、マミジロカルガモ(Pacific Black Duck: 写真下)はオーストラリアでもっとも普通に見られるカモで、街中の公園でも普通に見られます。人にもよく馴れ、日本のカルガモのように、オーストラリアの人たちに親しまれています。

 サギの仲間では、カオジロサギ(White-faced Heron: 写真上)が目に付くかもしれません。灰色の体に白い顔をしたこのサギは、小さな水溜りでも姿を見せることがあります。オーストラリアの水辺には欠かせない鳥といえそうです。

 ちょっとまとまりがありませんが、オーストラリアの水鳥で印象に残るのは、ペリカン、ペンギン、アホウドリではないでしょうか(かなり無理があるつなげ方ですねぇ・・)。コシグロペリカン(Australian Pelican: オーストラリアの鳥のページ参照)は体長1.5m以上、翼長2.5m以上にもなる大きな水鳥です。こんな大きな水鳥が住むのには、かなり広大な環境が必要かと思いきや、シドニー国際空港の滑走路からでもその姿を見かけるくらい、いたって普通の鳥です。人の手から手づかみで魚を受け取るほど馴れているところもあり、映画"Finding Nimo"でも登場します。

 コビトペンギン(Little Penguine)はオーストラリア南部の海岸で見られます。昼間は海の上で餌を採り、日が暮れてから巣のある陸に群れで帰ってきます。メルボルン(Melbourne)近郊のフィリップ島(Philip Island)では、ペンギン・パレードと称して、観光の目玉になっています。

 最後のひとつ、アホウドリはオーストラリアにはほとんどが冬にやってきます。南風が吹く(全然寒く聞こえませんが、突風が吹いて、めちゃくちゃ冷たいですよ)海岸で、遠くの海を飛ぶワタリアホウドリ(Wandering Albatross)、マユグロアホウドリ(Black-browed Albatross)、キバナアホウドリ(Yellow-nosed Albatross)などを探すのは、冬の楽しみです。

 このように、オーストラリアの水辺の鳥にも個性的な鳥が沢山います。


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